コレクション: SHUSHU/TONG

1930年代パリの少女の実話から問う、自分は誰がつくるのか。

SHUSHU/TONGの2026年秋冬コレクション「The Invented Self」は、映画『ヴィオレット・ノジエール』から着想を得ている。この映画が描くのは、1930年代のパリで厳しい社会構造の中を生きた少女の実話だ。デザイナーデュオが見つめたのは、階級や家族、道徳といった外から与えられる枠の外側で、自分をつくり出すこと。二人にとって少女らしさは、甘く受け身なものではなく、矛盾を含んだ重層的なものである。他人の視線の中でアイデンティティがどう形づくられるかを問いながら、自分の物語を自分で書く人のための服を提案している。

【About Brand】
2014年にリュウシュ・レイとユートン・ジャンが上海で設立。ファッションハウスでの経験を活かし、90年代やY2K、日本の漫画・ゲーム文化などを融合した独自のデザインを展開する。レイがクリエイティブを統括し、ジャンがビジネス面を担当する分業体制でブランドを運営している。