コレクション: Maison Margiela

崩壊と経年をデザインへ

Maison Margielaの26AWは、Glenn Martens体制の始まりを告げるコレクション。上海の旧造船所でRTWとアーティザナルを統合して発表され、「閉店後のパリの蚤の市」を着想源に据えた。砕いた陶片や蜜蝋のコーティングで“経年劣化”そのものをデザインへ昇華し、全ルックに覆面マスクを合わせて職人技への敬意と匿名性を表現している。アノニマスな美学というメゾンのコードを、現代的に更新した一群。

【About Brand】
パリ発、1988年にマルタン・マルジェラとジェニー・メイレンが設立。解体と再構築を軸に、匿名性とクラフトを重視する前衛的美学で知られるファッションハウス。グレン・マーティンス(2025年~)を迎え、新たな章へ。