コレクション: DRIES VAN NOTEN

チャイムが鳴った後の廊下から。10代の自分探しを描くDRIES VAN NOTEN

Julian Klausnerによる2026年秋冬は、大人になる手前の揺れやすい時期をテーマにしたコレクションだ。きっかけは、パリのリセ・カルノーを訪れたときに見た光景だった。チャイムと同時に廊下へあふれ出す何百人もの10代が、ぎこちなく、少し自意識過剰に、着る服を通して自分が何者かを探していた。受け継いだもの、集めたもの、手放したものを組み合わせてアイデンティティをつくる過程を、制服のコードとブランドらしい装飾で描いている。ショーの会場も、そのリセ・カルノーである。

【About Brand】
ベルギー出身のデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンが1986年に設立。カルチャーを融合した現代的コレクションを展開し、色や生地への強いこだわりと独自素材の開発で知られる。デジタルプリントなど革新技術と刺繍など伝統技法を融合し、世界の工芸から着想を得て発信している。